早田ひな ロス五輪へ改めて決意「五輪の金メダルを目標に自分自身を突き詰める」

Tリーグ特別賞を受賞し撮影に応じる（左から）早田、平野、張本美

　Tリーグは25日、日本生命に所属する早田ひな（24）、神奈川に所属する平野美宇（24）と張本美和（16）に対して「Tリーグ特別賞」の授与式を行った。

　Tリーグへの参戦選手のうち、主要国際大会などで特に顕著な実績を残した選手に与えられる賞。3人はパリ五輪団体で銀メダル、早田は同シングルスで銅メダルを獲得した。

　この日の神奈川―日本生命の開幕戦を前に代々木第二体育館で表彰式が行われ、3人が参加した。パリ五輪で左手首付近を痛めた影響で試合を欠場した早田は、インタビューで周囲への感謝や今後への思いを口にした。

　「パリ五輪まで本当にたくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございました。たくさんの方に支えられて、そして日本からの皆さんの応援が力になって、シングルス銅メダル、団体銀メダルを獲得することができたと思います。自分自身が五輪で試合をしている時に、こんなにも皆さんの応援がパワーに変わるんだなと改めて感じました」

　「今日の試合は残念ながら私はここでプレーすることはできないんですけど、両チームの選手全員の応援をお願いしたいと思います。私としては、まずはしっかりとケガを治して、またTリーグで皆さんに会えることを目標に頑張りたいと思いますし、五輪での金メダルを目標に自分自身を突き詰めていきたいと思うので、より応援よろしくお願いします」

　まずは左腕の治療に専念し、再び表舞台に帰ってくる。