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金メダリストも震えるほどの大観衆…岡&杉野が体操界を思う「本当に野球のように満席になってほしい」

スポニチアネックス / 2024年8月25日 15時23分

<巨・中>始球式を行ったパリ五輪体操金メダルの杉野(左)と岡 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人―中日(2024年8月25日 東京D)

 パリ五輪体操男子団体で金メダルを獲得した岡慎之助(20=徳洲会)と杉野正尭(25=徳洲会)が25日、巨人―中日(東京D)のセレモニアルピッチに登場。岡が、構えたミットのど真ん中に見事なノーバウンド“着地”を決め大歓声を浴びた。

 所属する徳洲会の“社員番号”である背番「57」の巨人ホームユニフォームを着た岡がマウンドに上がり、同じく「53」を背負った杉野は佐々木俊輔から借りたというバットを手に右バッターボックスに。“3冠投手”に“黄金バッター”という超豪華なセレモニアルピッチに試合前から東京Dは熱気に包まれた。

 また巨人ファンにとってはうれしい「慎之助コラボ」。2人が登場するとどよめきと歓声で東京D内は騒然。岡の美しい軌道のストライク投球に「慎之助コール」が鳴り響き、ベンチからは「慎之助監督」が笑顔で拍手を送った。ど真ん中に投げ込んだ岡は右腕を何度も突き上げ喜びを爆発。バッターボックスでは杉野が、岡の見事なピッチングに目を丸くしながら、両腕を上げガッツポーズで成功を喜んだ。

 始球式を終え岡は「緊張やばいですね。足がめちゃくちゃ震えています。普段やったことないことをしたんで。不安でしょうがなかったです」とゴロンの金メダリストも苦笑い。杉野も「僕も本当に球場入った瞬間、見渡す限り満員のお客さんばっかりで、その中でバッターボックスでスイングするっていうのが凄い貴重な経験で、ちょっと声が震えてるんですけど、それぐらい緊張しました」と素直な感想を口にした。

 世界の修羅場を幾度も乗り越えてきたオリンピアン、金メダリストも「足が震える」「声が震える」ほどの大観衆。岡は体操界の現状を念頭に「本当に野球のようにこのくらい席が満席になってほしい。このオリンピックでまた体操好きになった人もいると思うんで、ぜひ足を運んで見てほしいなと思います」と切実な願いと希望を語った。

 杉野も「今日球場に入った時、本当にお客さんの数がやっぱり野球は凄いなって思いますし、体操もこれぐらい人がいっぱい入って盛り上がるような、そういったスポーツになってほしいなって思いますし、僕たちがその力に、先陣切ってやっていかないといけないなっていうふうに思います。本当にこのオリンピックでファンになった方、今までもファンの方はたくさんいると思いますが、本当に会場に足を運んでいただいて、僕たちに熱い声援よろしくお願いします」とプロ野球のマウンドとバッターボックスで感じた大観衆の熱気に、気持ちを新たにしていた。

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