オリックスが6試合ぶりの2得点で勝利 打線爆発ならずも中嶋監督「とりあえずヨシとしようかなと」

＜オ・ロ＞7回、投手交代を告げる中嶋監督（撮影・後藤　正志）

　◇パ・リーグ　オリックス2―0ロッテ（2024年8月25日　京セラD）

　オリックスが実に6試合ぶりの2得点を挙げ、ロッテに零封勝ちを飾った。

　前日までの5試合は0、0、1、1、0と深刻な得点力不足。走者を出しながらあと1本が出ない状況が続いていた。この試合も毎回の12安打を放ちながら2点止まりではあったが、中嶋監督は努めて前向きにとらえた。

　「つながりなかったですけどね。でも、0より1本というのが薬でしょうし、その先がつながって点になるというのが理想ですから。打ったことを、とりあえずヨシとしようかなと思いますけど」

　一方で投手陣は先発のエスピノーザから4投手の無失点リレー。抑えのマチャドは、阪急時代の86年アニマル・レスリーの19セーブを抜き、球団の外国人選手では初の20セーブを挙げた。