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巨人・坂本「今年は特にフェンス手前で失速することが多いんで何とか行ってくれと…」72日ぶり5号決勝弾

スポニチアネックス / 2024年8月25日 17時2分

<巨・中>ヒーローインタビューでポーズを決める菅野(左)と坂本 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2―0中日(2024年8月25日 東京D)

 巨人が0―0の無安打で迎えた7回に飛び出した坂本勇人内野手(35)の72日ぶりとなる一振りで連勝を決めた。わずか2安打でチームはリーグ60勝一番乗り。先発の菅野智之投手(34)は7回1/3を無失点の快投を見せ両リーグトップの12勝目(2敗)を挙げた。

 6回まで相手先発左腕・大野の前に無安打。あと9人…緊張感が高まる7回だった。先頭のモンテスが中前に安打を放ち、場内から大歓声が沸いた。ここでベンチが動く。モンテスに代走・若林。4番・岡本和は右飛に倒れたが、続く坂本が大野が投じた初球の内角低め直球を迷わずフルスイング。打球はグングンと伸びて左翼席ギリギリに飛び込んだ。

 6月14日の日本ハム戦(エスコンF)以来72日ぶりとなる先制5号2ラン。打った瞬間、坂本は打球を見上げながら吠えた。値千金の一発に珍しく右腕を突き上げ、笑顔全開でダイヤモンドを1周。ベンチでは目を見開きながら声を上げる先発の菅野ら歓喜のナインとハイタッチ。6回まで無安打と苦しめられた同学年の大野を打ち崩した。

 坂本は試合後、ベンチで菅野と“お前が先に行けよ”と笑顔で言葉を交わした後に、先にお立ち台に。そして「智之が本当に頑張っていたんで、何とかこういう場面で打ちたいな、という思いで打席に立ちました」と爽やかな笑顔で試合を振り返った。

 「大野投手は同じ年で昔から何度も対戦があるんで、ああいうピッチングを目の前で見せられると思うところはありました。(初球)なかなか真っすぐは捉えられていなかったので、真っすぐ一本で何とか打ちたいなと思って打席に立ちました。今年は特にフェンス手前で失速することが多いんで、何とか行ってくれと思いながら…フェンス越えて良かったです」と自虐を交えスタンドを沸かせた。

 そして最後に「久々に優勝争いができているので、絶対優勝できるように頑張ります!」と高らかに逆転優勝を誓った。

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