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【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第31話 原点が詰まった月夜の“3人”再び人生は交わり「物語」始まる

スポニチアネックス / 2024年8月25日 17時15分

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第31話 原点が詰まった月夜の“3人”再び人生は交わり「物語」始まる

 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は25日、第32話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第31話は「月の下で」。ある日突然、藤原道長(柄本佑)がまひろ(吉高由里子)を訪問。一条天皇(塩野瑛久)に入内したものの、相手にされず寂しく暮らしている藤原彰子(見上愛)を慰めるため、物語を書いてほしいと頼み込む。しかし、真の目的は…という展開だった。

 まひろがついに「源氏物語」の執筆を開始。ソウルメイト・藤原道長が“新しい物語”を要請し「枕草子」などに触発される劇的な展開となった。

 彰子を慰めるための物語ではなく「『枕草子』に囚われるあまり、亡き皇后様から解き放たれぬ帝に、『枕草子』を超える書物を献上し、こちらにお目を向けていただきたかったのだ」。

 道長の真意を知ったまひろは、一条天皇のための別の物語を書くため、生身の姿を知りたいと道長に尋ねた。2人は日が暮れるまで語り合う。

 まひろ「帝のご乱心も、人でおあすからでございましょう」「人とは、何なのでございましょうか?」「かぐや姫は月に帰っていきましたけど、もしかしたら月にも人がいて、こちらを見ているのやもしれません。それゆえ、こちらも見上げたくなるのやも」「おかしきことこそ、めでたけれにございます。直秀(毎熊克哉)が言っておりました」

 道長「直秀も、月におるやもしれんな。誰かが、誰かが今、俺が見ている月を、一緒に見ていると願いながら、俺は月を見上げてきた。皆、そういう思いで月を見上げているのやもしれんな」

 まひろは「帝」「中宮」などと書き、庭を歩きながら物語の構想を練る。色とりどりの「言の葉」が降ってくる。筆を取り「い…」と書き始めた。

 これまで何度もお互い違う場所で見上げてきた月を、同じ場所で見つめ、直秀を思う。放送開始から8カ月。全てを見てきた月の下で互いの素直な心を通わせ、そして再び同じ空間で生きる。ついに「源氏物語」の執筆が始まった。

 まひろと道長と直秀と月。「光る君へ」の原点でありクライマックス的でもあった第31話「月の下で」うぃ石井さんが描く。

 第32話は「誰がために書く」――。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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