巨人・阿部慎之助監督 岡慎之助に“着地の秘けつ”聞くも苦笑「独特な表現…僕らには全く分からない感覚」

＜巨・中＞試合前に談笑する（左から）阿部監督、パリ五輪体操金メダルの岡、杉野、岡の父親　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人2―0中日（2024年8月25日　東京D）

　巨人の阿部慎之助監督（45）が25日、パリ五輪体操男子団体で金メダルを獲得し、試合前にセレモニアルピッチを務めた岡慎之助（20＝徳洲会）と杉野正尭（25＝徳洲会）と初対面を果たした。

　岡の「慎之助」という名は、この日も同行し、終始緊張気味だった巨人ファンの父・泰正さんが阿部慎之助のような「スーパースターになってくれ」という思いでつけた。自身が由来で「慎之助」と名付けられた岡から試合前に金メダルを触らせてもらった阿部監督は「重いねえ」と偉業の重さを感じていた。

　始球式で見事なピッチングを見せた岡に笑顔で拍手を送った阿部監督。試合後には「どうやって（着地で）止まっているかって聞いたんだけど。きついのかって聞いたら独特な表現をされていた。“関節を筋肉で固めてはめます”と…。僕らには全く分からない感覚だった」と練習時に交わした言葉を笑顔で明かした。