楽天・古謝 5回わずか1安打、5勝目 西武・武内とのドラ1左腕対決制す「とにかく勝ちたいのはあった」

＜西・楽＞ウイニングボールを則本から受け取り笑顔の古謝　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇パ・リーグ　楽天2－0西武（2024年8月25日　ベルーナD）

　楽天のドラフト1位左腕・古謝樹投手（23）が西武戦（ベルーナD）で5回1安打無失点と好投。今季5勝目を挙げた。

　投げ合った西武・武内も7回2失点と力投したものの、打線の援護はなく、ドラフト1位左腕対決の軍配は古謝に上がった。

　前回登板だった17日の西武戦では1回0/3を7失点とプロ最短KO。西武とは2試合連続での対戦となり、「前回の登板で自分が試合を崩してしまったので、今日は何とか試合を作れるように努力しました」と振り返った。

　この日は制球に苦しみながらも、5回無失点と試合を作った。許した安打はわずか1本。「出来すぎかなと思う。こういう小さな積み重ねで勝利を重ねられればいいかなと思います」と、うなずいた。

　ドラフト1位左腕対決をものにし、「（武内）夏暉とは大学から投げ合ったりしてたので、とにかく勝ちたいのはあったので、勝てて良かった」と笑みをこぼした。