1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「光る君へ」自ら予言 85歳・安倍晴明&式神?須麻流“退場”ユースケ最期の描写に喜び DAIKI感慨

スポニチアネックス / 2024年8月25日 21時2分

大河ドラマ「光る君へ」第32話。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に最期の時が近づき…(C)NHK

 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は25日、第32話が放送され、俳優のユースケ・サンタマリア(53)が好演し、政局にも大きな影響を及ぼしてきた陰陽師・安倍晴明の最期が描かれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第32話は「誰がために書く」。藤原道長(柄本佑)の思惑通り、一条天皇(塩野瑛久)はまひろ(吉高由里子)が書いた物語に興味を示した。道長は、まひろに藤原彰子(見上愛)が暮らす藤壺へ上がり、女房として働きながらの執筆を提案。一条天皇が物語の続きを読むために藤壺を訪れる機会を増やし、2人の仲を深めるのが狙い。まひろは戸惑うものの、藤原為時(岸谷五朗)に背中を押され…という展開。

 寛弘2年(1005年)。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)危篤の報に、道長は急行した。

 病床の晴明は「私は今宵、死にまする。ようやく光を手に入れられましたなあ。これで、中宮様も盤石でございます。いずれあなた様の家からは、帝も皇后も関白も出られましょう」「ただ一つ、光が強ければ、闇も濃くなります。そのことだけはお忘れなく」「呪詛も祈祷も、人の心の在り様なのでございますよ。私が何もせずとも、人の心が勝手に震えるのでございます。何も恐れることはありません。思いのままにを、おやりなさいませ」と“遺言”。

 従者・須麻流(DAIKI)は涙。道長は「長い間、世話になった」と頭を垂れた。

 「その夜、自らの予言通り、晴明は世を去った」(語り・伊東敏恵アナウンサー)

 安倍晴明は921年(延喜21年)生まれとされ、この回の劇中は85歳前後とみられる。

 オンエア後、撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

 ▼ユースケ・サンタマリア 「もう終わりなのか」という感じですよ。いつまで出るか聞かされていなくて、思った以上に長く入れたといいましょうか。もし次、機会があるようでしたら、最初から最後まで、いてみたいですけどね。ただ1年同じ役を演じるなんてことも滅多にないので、大河ならではというか、なかなか大河でしかできない体験ですよね。前回(20年「麒麟がくる」朝倉義景役)がナレーション死だったんですよ。だから亡くなるなら、しっかり亡くなりたいと思っていたので、今回、大石さんから大事に書いていただいた、(黛りんたろう)監督から大事に撮っていただいた感じがひしひしと伝わって、凄くうれしかったです。

 (須麻流は)僕の大事な相棒というか、片割れというか、2人で1人という感覚でやっていました。だからDAIKIくんが、須麻流がいてくれたら調子もいいし、安倍晴明としてちょっと自信も持てるというか。でも、いてくれない日も結構多くて(笑)、いつもいるんじゃなかったの?みたいな。世間では、実は僕にしか見えていない式神なんじゃないかと言われたり。それを否定も肯定もするつもりはないし、僕自身は須麻流という大事な右腕、頼りになる相方ということでやっていましたけど。

 ▼DAIKI(演じ切って)最後の最後、本当に泣いちゃいました。この1年、温かいスタッフの皆さんとユースケさんと過ごした日々を思い返しながら。懸ける思いが僕なりに凄く強く持っていて。障害のある俳優(軟骨無形成症)が大河ドラマに初挑戦するということをお聞きして、僕もナチュラルにしていきたいというか、啓発的な番組だけじゃなくて、僕は大好きで俳優をやっているし、表現することが大好きで、ここにいさせていただいているので、そういう光景を当たり前に次の世代、その次の世代にしていきたいという1歩目を踏めたことが本当に幸せで。今回も挑戦する気持ちで毎回来ていて、気づいたら1年間経っちゃったみたいな感じで、本当に幸せな1年でした。

 次回は第33話「式部誕生」(9月1日)が放送される。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください