DeNA・中川颯が好リリーフでピンチ脱出 右足首付近に打球直撃で降板も「大丈夫です」

＜ヤ・D＞6回、打球を受けた中川颯（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　DeNA10ー4ヤクルト（2024年8月25日　神宮）

　DeNAのサブマリン・中川颯がピンチで好リリーフを見せた。

　5回2死。先発・ケイがあと1人で勝利投手の権利を得る場面だったが、9―4とされた2死一、二塁の場面で三浦監督は交代を決断。中川颯をマウンドに送った。

　打席には第1打席での一発など2安打を放っていた山田。サブマリンは落ち着いた投球で二飛に仕留め、流れを引き戻した。

　「（ケイに）もちろん、あの回は投げてほしかった」と振り返った三浦監督は、中川颯の好リリーフを「きっちり抑えてくれて、流れを止めてくれた」と称えた。

　その中川颯は回をまたいだ6回、先頭・増田の打球が右足首付近を直撃して途中交代。球団の発表は打撲で、本人は「大丈夫。問題ないです」と話した。