東京V 山見のチームJ1通算800点などで鹿島に勝利

＜東京V・鹿島＞後半、先制ゴールを決め喜ぶ東京V・山見（右）（撮影・松永　柊斗）

　◇明治安田J1リーグ第28節第2日　東京V2－1鹿島　（2024年8月25日　味の素ススタジアム）

　東京VがFW山見大登（25）の2ゴールで鹿島に勝って、勝ちなしを3試合でストップした。

　後半18分に攻撃参加したCD綱島悠斗（24）のパスを受けた山見が右からシュート、チームJ1通算800得点となる先制点を決めた。さらに30分にも山見が決め手2点目、アディショナルタイムにPKで1点返されたがJ1で19年ぶりに鹿島から勝利を飾った。

　山見は「両方ともフリー、決めて良かった」と、チームとしても4試合ぶりの得点にホッとした様子。「全体的には、攻撃はやりたいことができたので、質をあげたい。守備は前半やられたので改善したい。800点は知らなかった。上位にも勝ちきることできた。どんな相手にもこんな試合できるようにしたい」と、前向きだ。

　鹿島から期限付き移籍のFW染野、MF松村、DF林が契約の関係で出場できないピンチだつたが、G大阪から期限付き移籍の山見がチームを救ったわけだ。城福浩監督（63）も「多くのサポーターが来てくれて、喜び合えたのは良かった。2－0で終われれば良かったが」と、ホッとした様子だった。