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鹿島MF柴崎「やられてはいけないところでやられてしまった」 東京Vに痛恨1敗…4位後退で正念場

スポニチアネックス / 2024年8月25日 22時41分

<東京V・鹿島>前半、競り合う東京V・山田楓(右)と鹿島・柴崎(撮影・松永 柊斗)

 ◇明治安田J1リーグ第28節 鹿島1―2東京V(2024年8月25日 味スタ)

 鹿島は東京Vとのオリジナル10対決に1―2で敗れ、リーグ3戦未勝利となった。後半18分に先制点を許し、同30分に追加点を献上。同45分にFW鈴木優磨がPKで1点を返したが、相手の固い守備ブロックを攻略することはできなかった。

 前半から互角の戦いだったが、先手を奪われて苦しい展開となった。ポポヴィッチ監督は「決めるべき時に決めきれなかったことが結果に反映された」。MF柴崎岳も「僕らもチャンスがなかったわけではない。ただやられてはいけないところでやられてしまった」と淡々と振り返った。

 敵地では後半戦に入り4連敗。リーグ唯一のホーム無敗を継続しているものの、勢いに乗れない要因となっている。柴崎は「アウェーに関してはいろんな要因が重なっていると思う。そこはチームとしていろんなところからアプローチをして、解決していかないといけない」と指摘。「アウェー、ホーム関わらず、ここから負けられない戦いが続く。集中力を保ちながら、リーグ終盤までフィジカル的にもメンタル的にも良い状態をキープすることが必要」と今後を見据えた。

 この日勝利した神戸に抜かれて4位に後退し、首位・町田との勝ち点差は6。2位・広島との差も4に広がった。シーズンは残り10試合。16年以来のリーグ制覇へ正念場を迎え、柴崎は「選手の経験や勢いを結集して、シーズン終盤に向かっていきたい」と言葉に力を込めた。

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