1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・大竹 “マツダ無双”継続通算7戦7勝 同学年で同じ先発左腕・高橋遥人の復活「刺激にはなる」

スポニチアネックス / 2024年8月26日 5時17分

<広・神>3回、微妙な判定に苦笑いの大竹(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神7―5広島(2024年8月25日 マツダ)

 真っ赤に染まる敵地で、また勝った。阪神・大竹は6回5安打2失点で7月27日の中日戦以来、約1カ月ぶりの白星となる8勝目。マツダスタジアムでは通算7戦7勝を誇り、今季3勝目と無双状態だ。頼もしい「コイキラー」が崖っ縁でも本領を発揮した。

 「粘られるシーンもありましたけど、そこで粘り切れたのは本当に自信になった」

 相手を上回る粘りでつかんだ1勝だ。初回1死から連打で2死満塁のピンチを招くと、菊池に外角直球を左前に運ばれ2失点。「体の動きは最悪だった」と、いきなり打ち込まれたが、気持ちは切らさなかった。2回以降も安打や四球でランナーを出すも要所をしっかり締めて、追加点を与えず。10日の広島戦(京セラドーム)で6回2/3を7安打4失点と打ち込まれた相手に、続けて負けるわけにはいかなかった。

 「早めに(嫌なイメージを)払拭できた。ここ最近勝っていないこともあって、投げるのが怖い。それに対して自分で打ち勝っていくしかないので、今日はすぐ(味方打線が)3点を取ってくれたのが良かった」

 中学時代から知り合いの同じ左腕・高橋の存在が刺激になっている。95年生まれの2人は中3時に全国大会に出場し、互いの存在を知った。大竹は早大、高橋は亜大へと進んだ大学時代に再会し連絡先を交換。ソフトバンクから現役ドラフトで移籍した22年の暮れに「どこに引っ越ししたらいい?」と一番に連絡したのが、高橋だった。「29歳にもなると、同学年も年々減っていく。他の学年の選手が活躍するよりも感じるし、同じ左投げだし、先発だし、刺激にはなる」。今月復活して早くも2勝を挙げた友に負けじと腕を振った。

 広島は直近2年、本拠地で6割を超える勝率(昨季・629、今季・640)を誇る。その2年間の「無双」だけに、さらに価値がある。(杉原 瑠夏)

 【広島以外の投手では単独最多連勝】○…大竹(神)の広島戦通算成績は9勝1敗。前回登板した8月10日の京セラドームで初黒星を喫したが、マツダスタジアムでは23年5月5日の初登板から7戦7勝の不敗神話を継続中。マツダでの最多連勝記録は16~18年九里(広)の11連勝があるが、大竹の7連勝は、広島以外の投手で09~10年の能見篤史(神)、11~20年の西勇(オ、神)の6連勝を上回る単独最多になった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください