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ドジャース大谷 2戦連発41号 2冠!ナ・リーグトップタイ94打点 2戦連続マルチ&7試合連続安打

スポニチアネックス / 2024年8月26日 1時32分

<ドジャース・レイズ>5回、2ランを放つ大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース8―9レイズ(2024年8月24日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は24日(日本時間25日)、レイズ戦で2試合連続の41号2ランを放った。本塁打で自己最短の打球飛距離338フィート(約103メートル)の技あり弾。劇的な「40本塁打、40盗塁(40―40)」達成から一夜明け、94打点として打点王争いはブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)に並び今季初めてリーグトップに浮上。日本選手初の3冠王やトリプルスリー、前人未到の「50―50」へ、歩を進める。

 地鳴りのような「MVP」コールが起こった。4―5の5回1死一塁。大谷が右腕ブラッドリーの外角低めへのスプリットに、前かがみになりながら軸を保ち引き付けた。腰は逆方向へツイストするよう残しながら、最後は右手一本で強振。右翼ポール際へ41号逆転2ランを運んだ。

 本塁打では自己最短となる飛距離338フィート(約103メートル)の離れ業に、デーブ・ロバーツ監督は「どんな球種が来ても、反応できている。難しいことだが、本当に良いスイングだ」と高い技術を称賛した。サヨナラグランドスラムで決めた劇的な「40―40」達成から一夜明け、打席のたびに大声援を送った本拠地のファンは再び熱狂の渦に包まれた。

 2日で6打点と量産し、今季一度もトップに立ったことがなかったナ・リーグ打点王争いは94打点で、トップのブレーブス・オズナについに並んだ。本塁打は2位オズナと4本差に広げて、これで打撃2冠。8月序盤は打撃不振だったが前夜の試合後に「ここ数日は見え方がやっぱりいい。自分自身の調子が一番」と語った通り、初回にも右前打して2試合連続マルチ&7試合連続安打。1割台が続いていた月間打率も・222となり、直近12戦6発と上げてきた。

 打率は・294に引き上げ、1位オズナに1分3厘差とし、日本選手初のトリプルスリー、3冠王は再び射程圏に入ってきた。この日は盗塁はなかったが、これで年間51本塁打&49盗塁ペース。前人未到の「50―50」も現実味を帯びている。

 一方で、7―9の延長10回無死二塁では右飛に倒れ、救援陣が打ち込まれて逆転負けを喫したチームは、連勝が5でストップ。5連勝の2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差は再び3に縮まった。前夜の試合後に「ポストシーズンに進出してワールドシリーズに勝つのが一番の目標」と改めて口にした。偉業の数々が目の前に迫ってきてはいるが、大谷本人は個人記録を意識してはいない。勝つための本塁打、勝つための盗塁――。背番号17はぶれずに、グラウンドに立ち続ける。(笹田 幸嗣通信員)

 ≪3冠王へ残る打率は…≫3冠王へ、残る打率でトップに立つ目安はどうか。仮に打率.310を一つのボーダーラインとする。大谷は残り32試合を全て4打数と仮定すると、1試合あたり1.5本の安打が必要となる。全32試合4打数1.5安打の計算だと打率.310になる。

 また規定打席未達では、フィリーズ・ターナーが打率.302で4打席、同僚のベッツが打率.299で20打席足りておらず、順調ならシーズン終了までに到達見込みで新たなライバルになる可能性がある。

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