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卓球女子・美和&美宇が躍動 神奈川が王者破り白星発進!五輪疲れは「ぼちぼち回復」

スポニチアネックス / 2024年8月26日 4時24分

Tリーグ特別賞を受賞し撮影に応じる(左から)早田、平野、張本美

 ◇卓球ノジマTリーグ(2024年8月25日)

 女子の開幕戦が東京・代々木第2体育館で行われ、2季ぶりの優勝を狙う神奈川が昨季覇者の日本生命を3―1で下して白星発進した。第1試合のダブルスを制し、シングルスの第2試合はパリ五輪団体銀メダルの張本美和がストレート勝ち。第3試合は同じく団体銀の平野美宇が勝利した。五輪で団体銀とシングルス銅を獲得した日本生命の早田ひなは欠場した。

 五輪を戦い終えて間もない状況でも、張本美は元気だった。長崎と組んだダブルスは練習時間が限られていたが、粘る相手を振り切って2―0で勝利。シングルスでも、今年1月の全日本で4強に入った赤江をストレートで下し「久しぶりのTリーグで緊張もあったけど、準備してきたことを出せた」と充実の表情を浮かべた。

 13日に帰国し、15日から練習を再開。時差ぼけの解消に苦しみながらも「体力的にはぼちぼち回復していた」といい、しっかり調整を重ねてきた。チームメートの応援でも声を出し続け、白星発進に貢献。五輪直後とあって、3月の昨季プレーオフ決勝より約500人多い3176人の観衆が集まったこともあり「幸せだった」と声を弾ませた。

 ≪ひな負傷で欠場≫パリ五輪で左手首付近を痛めた影響で欠場した早田は「Tリーグ特別賞」の授与式のみ参加した。メダル獲得の功績が称えられ、平野、張本美とともに受賞。インタビューでは周囲への感謝に加え「五輪での金メダルを目標に自分自身を突き詰めていきたい」と4年後への思いを口にした。現在はまだボールを打つ段階に至っておらず、復帰時期は定まっていない。

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