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新たな北野武監督の世界 節目20作品目「Broken Rage」殺し屋役で主演 ベネチア10度目出品

スポニチアネックス / 2024年8月26日 7時3分

北野武監督の最新作「Broken Rage」のワンシーン(C)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates. 

 第81回ベネチア国際映画祭(28日~9月7日)の特別招待作品に選出された、北野武(ビートたけし)監督(77)の最新作「Broken Rage」の詳細が発表され、ポスター画像などが公開された。

 Amazonスタジオ製作で、北野監督が昨年11月の会見で話していた「暴力映画における笑いがテーマ」という野心作。警察とやくざの間で板挟みになった殺し屋が生き残りを懸けて奮闘する姿を、前半はクライムアクション、後半は同じストーリーをセルフパロディーで描く。北野監督にとって20作目、ベネチアには10度目の出品という節目となる。

 北野監督が自ら主演し、殺し屋を麻薬捜査に利用しようとする刑事に浅野忠信(50)と大森南朋(52)、やくざの組長に中村獅童(51)、若頭に白竜(71)が扮する。ほかにお笑い界から劇団ひとり(47)、錦鯉の長谷川雅紀(53)らが出演する。

 浅野は「今までに見たことのない展開に驚き、監督の新たな挑戦にご一緒できることに興奮した」、大森も「今までにない新たな北野監督の世界だと感じた」とコメント。北野監督は2人とともに、ベネチアでのお披露目となる9月6日に合わせ現地入りする。

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