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照ノ富士 体重激減で秋場所に不安も11度目Vへ「一つずつクリアしていきたい」

スポニチアネックス / 2024年8月26日 4時24分

<夏巡業横須賀場所>土俵入りを行う照ノ富士。左は太刀持ち・熱海富士、右は露払い・翠富士(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏巡業が25日、神奈川県横須賀市で最終日を迎えた。横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は、持病の糖尿病の影響で体重が激減したことを明かした。10度目の優勝を果たした名古屋場所と比べ「10キロ以上は痩せた」という。8月上旬には巡業から一時離脱し、最後の3日間は土俵入りはこなしたものの左膝の痛みで取組から外れるなど万全ではなかった。19日間の全日程を終え「みんなで盛り上げることができた」と力士を代表して総括した。

 次なる目標は「11回目(の優勝)。それしかない」。2週間後に迫った秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)へ、不安要素も多いが「一つずつクリアしていきたい」と気を引き締めた。

 ≪琴桜は腰痛不安≫大関・琴桜はこの日も申し合い稽古に参加せず、ぶつかり稽古と基礎運動に終始した。9日に腰痛を発症し、その後は1日しか実戦稽古を積めず。ぶつかり稽古を2回行うなど、稽古方法を工夫してきた。普段は休みなく毎日相撲を取り続ける稽古熱心な大関。「休むという感覚があまりないから、やれない方が怖い。稽古してないから気持ち悪い」と調整面の不安を口にした。

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