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新潟3連勝逃すも首位・町田と今季初のスコアレスドロー 5戦負けなし&3戦連続無失点

スポニチアネックス / 2024年8月26日 4時45分

<新潟・町田>ドローに終わった新潟イレブン(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1第28節第2日 新潟0-0町田(2024年8月25日 デンカS)

 J1新潟は、ホームで町田と0―0で引き分けた。前半からペースを握って守備では隙を見せなかった一方、攻撃ではMF長谷川元希(25)やMFダニーロ・ゴメス(25)らがシュートを狙ったが、無得点に終わり、今季初のスコアレスドローとなった。勝ち点36で順位は12位。次節は31日にアウェーで名古屋と対戦する。

 90分間、一度も隙を見せなかった。攻守の切り替えの速さ、球際、空中戦。相手が得意とする部分で負けず、連続無失点を3試合、負けなしを5試合に伸ばした。終盤にビッグセーブを見せたGK小島は「一人一人の守備の強度が間違いなく上がっている」と手応えを口にした。

 6月の対戦でも球際などで上回ったが、この日に目立ったのがこぼれ球の回収。「優位性を持てるくらいセカンドボールを回収できるか」と、松橋監督がポイントの一つに挙げていた中で舞行龍、デンの両センターバックが競り合った後にボランチの島田、宮本らがしっかりと拾った。

 それを可能にしたのが、選手同士の距離感の良さだ。全体をコンパクトに保って回収し、拾った後もパスを確実につなぐことができた。前線の選手を代えた相手に終盤は攻め込まれる場面も増えたが、そこも互いにカバーできる距離を保ち続けてピンチを防いだ。

 終了間際の失点で引き分けた7日の磐田戦のように、今季は守備で隙を見せる試合が多かった。その反省を生かして今は「やるべきことを全員がやっている。アクシデントが少なくなって、それがあってもカバーできる。違う選手が入っても変わりがない」と舞行龍。MFゴメスらこれまで出場機会が少なかった選手も高い守備意識でプレーできていることが大きい。

 守備の安定は上位進出に欠かせない。無得点だった攻撃面もFW鈴木は「距離感がいい意味で等間隔だった。もう少し自分(に近い位置)の周りに人数がいたら関係性が出てくるので、改善する点もイメージできた」と前向きに捉える。町田とは9月にルヴァン杯準々決勝で再び対戦する。この勝ち点1をリーグ戦でもルヴァン杯でも生かす。(西巻 賢介)

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