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【秋場所番付発表】青森出身幕内力士141年の歴史守った!錦富士は幕尻6勝9敗で奇跡的に残留

スポニチアネックス / 2024年8月26日 6時3分

錦富士

 日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

 幕尻の東前頭17枚目で名古屋場所を6勝9敗と負け越した錦富士(28=伊勢ケ浜部屋)は、番付運に恵まれて今場所も“据え置き”の東前頭17枚目だった。下に番付が1枚もない平幕最下位で負け越しながらの据え置きは年6場所制以降3例あるが、いずれも7勝8敗の場合。幕尻6勝9敗で十両に転落せず幕内に残るのは、初めての珍事となった。

 青森県出身の幕内力士は、1883年(明治16年)夏場所から141年間に渡って一度も途絶えていない。名古屋場所の番付で、青森県出身の幕内力士は錦富士、宝富士(37=伊勢ケ浜部屋)、阿武咲(28=阿武松部屋)の3人。東前頭5枚目で0勝4敗11休だった阿武咲は十両に転落したが、ともに数字上では十両転落の可能性もあった西前頭13枚目5勝10敗の宝富士と東前頭17枚目6勝9敗の錦富士はともに幕内に残った。

 同じく青森県出身の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)は、春場所で110年ぶりの新入幕優勝という歴史的偉業を成し遂げるも右足首のケガで十両に転落。東十両2枚目だった名古屋場所は左大胸筋のケガも重なって2勝に終わり、秋場所は西十両11枚目まで番付を下げた。その尊富士は8月21日に青森県つがる市で行われた夏巡業で「僕が早く幕内に戻ればいいと思う。上(の世代)に頼ってないで、自分が頑張ればいい」とすぐに幕内復帰することを誓っていた。

 名古屋場所千秋楽の時点では、青森県出身幕内力士が141年ぶりに途絶えてしまう可能性もあった。周囲の成績との兼ね合いもあり、番付運に恵まれたことも重なって“相撲王国”青森の誇りは守られた。

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