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米メディアも大谷翔平の軽症に安ど「これでみんな息ができる」左前腕内側打撲で骨に異常はなし

スポニチアネックス / 2024年8月26日 8時12分

<ドジャース・レイズ>8回、死球を受けるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース3―1レイズ(2024年8月25日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、本拠でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席凡退して迎えた第4打席は左手首に死球を受け、周囲をヒヤリとさせた。ここまで7試合連続で安打を放っていたが、この日が3打数無安打1死球で連続試合安打が止まった。チームは接戦を制して連敗を阻止し、6連勝を飾った2位ダイヤモンドバックスとの3ゲーム差を死守した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は左手首付近に死球を受けた大谷について軽症を強調した。レントゲン検査の結果異常はなく、左前腕内側の打撲だったそうで「大谷は大丈夫だ。スキャンをしたが、異常はなかったと聞いている」と説明。「本当に怖いよ。 いつも息をひそめてしまう。数カ月前、(左手骨折の)ムーキーがそうだった。翔平にボールが当たったが、幸運にも前腕に当たった。でも、手の小さな骨とかそういうことを話し始めると、4~6週間もかかる。この時期にそれは怖いことだよ」と軽症に胸をなで下ろしていた。大谷は試合後のクラブハウスではアイシングはせず、テーピング処置のみだった。

 大谷が離脱することになればワールドシリーズ制覇を狙うチームにとっても、史上初の50本塁打&50盗塁などの個人記録がかかる大谷にとっても大きな痛手となる。それだけにNBCロサンゼルスのマイケル・ドゥアルテ記者は自身のXで、大谷の検査結果を伝えるとともに「これでみんな息ができる」とファンの気持ちを代弁した。また、ドジャース担当の米メディアも次々に大谷に異常がなかったことを伝え、注目度の高さを示した。

 8回先頭で迎えた第4打席は左腕ラブレディーとの対戦。初球は自打球を当てて大声をあげると、カウント2―1からの内角シンカーが左手首に直撃し、思わず大谷が「痛い!」と大声を上げた。左手首を押さえて苦悶(くもん)の表情を浮かべたが、次打者ベッツが2ランを放って勝ち越した。

 前日の一発で今季一度もトップに立ったことがなかったナ・リーグ打点王争いは94打点で、トップのブレーブス・オズナについに並んだ。本塁打は2位オズナと4本差に広げて、これで打撃2冠。8月序盤は打撃不振だったが23日の試合後に「ここ数日は見え方がやっぱりいい。自分自身の調子が一番」と語った通り、2試合連続マルチ&7試合連続安打。1割台が続いていた月間打率も.222、過去7戦4発と復調してきている。

 打率は.294に引き上げ、1位のオズナに1分3厘差とし、日本選手初のトリプルスリー、3冠王は再び射程圏に入ってきた。前日までで年間51本塁打&49盗塁ペース。前人未到の50本塁打&50盗塁も現実味を帯びている。

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