得点力1位のダイヤモンドバックスが逆転で6連勝！30日からはアリゾナでドジャースと直接対決4連戦

本塁打を放ったユジニオ・スアレス（AP）

　ダイヤモンドバックスがレッドソックスに7―5の逆転勝利で、2002年6月以来という敵地フェンウェイパークでのスイープ達成で6連勝。ナ・リーグ西地区でドジャースとの3ゲーム差を維持した。

　序盤は厳しい展開。レッドソックスは初回にトリストン・カサスのソロホームラン、4回にラファエル・ディバースの3点本塁打でリードを4対0に広げた。だがMLB30球団で今季最多得点を挙げている打線が先発タナー・ホークに反撃。5回に2安打、2四球、犠飛などで3点、6回にはユジニオ・スアレスがスイーパーをとらえ、グリーンモンスター上のライトの柱に当たってフィールドに落ちる3点本塁打でさらに3点を追加し逆転した。

　スアレスはこの日は4打数4安打だったが、23日もグランドスラム、24日は2点二塁打を放ち、シリーズでの打点は「10」に達した。スアレスはAP通信の取材に「なぜかここではいつも良いシリーズになる。ボールの見え方が良い。でも何が違うのかはわからない」と話している。

　ダイヤモンドバックスのトーリ・ロヴロ監督は「この3日間はとても生産的。ここに来ると打者は引っ張りすぎたり、引っ張り意識が強くなったりすることがあるが、ここで見た中でも最高の3試合の一つだった」と絶賛している。

　ダイヤモンドバックスは、過去47試合中34試合に勝利し、貯金は今季最多の19個、75勝56敗でナ・リーグ西地区でドジャースとの3ゲーム差を維持。ナ・リーグのワイルドカード争いではトップを走っている。

　現地8月30日から9月2日はアリゾナでドジャースを迎えて4連戦が予定されている。