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スタントンの折れたバットが頭部直撃…球審が負傷退場「脳しんとう」診断 搬送中は球場からエールの拍手

スポニチアネックス / 2024年8月26日 8時56分

<ロッキーズ・ヤンキース>バットが当たったニック・マーリー審判は首を固定し搬送される(AP)

 ◇インターリーグ ヤンキース10-3ロッキーズ(2024年8月25日 ニューヨーク)

 ヤンキースの本拠・ヤンキースタジアムで25日(日本時間26日)に行われたヤンキース-ロッキーズの一戦で球審に折れたバットが直撃し、負傷交代するアクシデントが起こった。

 5回1死一、二塁で打席のヤンキース・スタントンが相手先発・ゴンバーの内角カーブをフルスイング。その瞬間、バットが根元から折れ球審ニック・マーリー審判の顔面及び頭部を直撃。マスクが吹っ飛ぶほどの衝撃だった。

 同審判がその場でうずくまると、ロッキーズ捕手・ロモが心配そうに見守り、慌てて医療スタッフらが駆けつけ状態を確認。グラウンドに担架が運び込まれ、首を固定したまま搬送されると、スタンドからはエールの拍手が送られた。スタントンも心配そうに同審判を見つめた。

 試合は残りの3人の審判で続行され、一塁塁審のハドソン審判が球審を務めた。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、マーリー審判は「脳しんとう」と診断されたとし、今後詳しい検査を受ける予定で次カードは出場しないという。

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