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塩村文夏議員「日本は少子化になって当たり前」 職場での自身の経験告白「号泣するまで吊るし上げられ…」

スポニチアネックス / 2024年8月26日 12時20分

塩村文夏参院議員公式インスタグラム(shiomura.ayaka1)から

 立憲民主党・塩村文夏参院議員(46)が、26日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本の少子高齢化について、思いを述べた。

 塩村氏は「氷河期世代の『生涯子どもなし』、韓国の2倍 なぜ?」と題する記事を引用し、「私のことじゃないか」と投稿。「非正規で社会に出て、不安定な中で働くだけで精一杯。子どもなんて持つことは考えられなかった。見渡せば同世代は男性も非正規が多かった。フリーランスなんて言葉でキラキラに誤魔化されて、保育所も正社員の夫婦優先のルールで、保育園一揆も起きる程にそもそも子どもを預けながら非正規やフリーランスが子どもを産むなんて難しかった」と振り返った。

 続けて「30代後半から不妊治療を考え卵子凍結。落選浪人中は費用的にも難しく、当選して不妊治療を開始するも、職場の理解は皆無で“国会議員が不妊治療なんてするものじゃない”と皆んながいる所で号泣するまで吊し上げられ不妊治療も断念」と、これまでの歩みを回顧。「日本は少子化になって当たり前」と断言した。

 塩村氏は不妊治療に関する問題に積極的に取り組んでおり、2014年には他の議員から飛ばされた「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」というヤジが社会問題に。女性問題に真剣に取り組む中、2017年に卵子凍結を決断。不妊治療に取り組んでいたが、昨年8月に「職場の無理解」を理由に不妊治療を断念することを発表していた。

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