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河野太郎氏 裏金議員への返還要求を説明「捜査的には終了…国民はもやもやした気持ちだと思う」

スポニチアネックス / 2024年8月26日 16時48分

河野太郎氏

 9月の自民党総裁選への出馬を正式表明した河野太郎デジタル相(61)が26日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演し、党派閥の裏金事件で不記載議員に返還を求めると述べた件について説明した。

 河野氏はこの日、都内で会見。「日本を引っ張るリーダーに、皆さんのご支援をいただいて、この国を前に進めていきたい」と出馬の意向を明らかにした。09年、21年に続き3度目の出馬。今回の総裁選への出馬表明は、小林鷹之前経済安保担当相、石破茂元幹事長に続いて3人目になる。

 会見では裏金事件にも言及した。「今回の不記載問題、ルールがあるにも関わらず、ルールを守ることができなかった。不記載になってしまった金額を返還することで、けじめとして前へ進んでいきたいと思っています」というものだった。

 これについて問われると、河野氏は「今回の不記載の問題は、なぜこうしたことが起こったのかという真相究明ができませんでした。捜査権を持っている検察でも明らかにならず、書類を訂正することで法律的、捜査的には終了したことになっている。やはり国民の皆様からしてみると、それで本当にけじめになるんだろうかという、もやもやした気持ちは持たれていると思う」と説明。「法律的には区切りが付いているのかもしれないが、自由民主党としては国民の皆様の信頼を勝ち得るためには、不記載になった金額を返納して、けじめとして前に進むというのが私は大事なのではないかと思っている」と訴えた。

 鈴江奈々アナウンサーからは、「返納に応じなかった議員には、何かしらの処分や、選挙での非公認など、そういったことまで考えているんでしょうか?」と問われた。河野氏は「中には使い道を領収書の形で提出できる議員もいると思う」とし、「そういう場合、それで国民の皆様からけじめが付いていると思っていただけるような対応を取れるかどうかだと思います」と述べた。

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