王者組・斉藤兄弟お菓子の恨みを晴らす 挑戦者組「お菓子は盗んでもベルトは盗まず、奪い獲る」

9月1日の全日本福岡大会で世界タッグ選手権を懸けて戦う左から挑戦者組の綾部、本田、王者組の斉藤ジュン、レイの斉藤ブラザーズ

　全日本プロレスは26日、都内で世界タッグ選手権の記者会見を行った。

　会見では斉藤ジュンが先輩の近藤修司が手がけるバターブラザーズの洋菓子をもらったものの、いつのまにか紙袋のみ。中身が消えていた。会見中も中身を探し、「俺はこいつが怪しいんじゃないかと思っている」と本田をにらみつける。すると本田がテーブルの下から洋菓子を出して食べ始めた。怒りのジュンに「お前、名前書いてないだろ。自分のだったら名前書いとけ」ともっともらしい言い訳をした。これにジュンが本田に襲いかかろうとしたところでレイがなだめる展開。

　タイトル戦に本田は「俺はお菓子は盗むけどベルトは盗まない。正々堂々と勝って奪ってやりますよ」とベルト奪取を宣言。綾部も「勝てば第100代（王者）のおまけがついてくる。全日本での初タイトルなので絶対にこの2人から奪ってやりますよ」と初の王者に意気込んだ。

　一方の王者組のジュンは「本田竜輝、俺はお前を許さない」とお菓子の恨みは根が深そうだ。また、弟のレイは「9月1日の福岡でお前（本田）をぶっ倒してやるぜ。2メートルお前もぶっ倒す。楽しみにしてろ」とこちらも怒りが収まらなかった。