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石破氏 総裁選へTV生出演で訴え「こんなことでいいはずがないと思っている」強調したこと

スポニチアネックス / 2024年8月26日 18時55分

石破茂氏

 自民党総裁選(9月12日告示―27日投開票)への立候補を表明している石破茂元幹事長(67)が26日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に生出演。岸田政権の防衛政策について言及した。

 自身5度目となる総裁選出馬。決め手を聞かれ、「ウクライナで戦争があった。まだ終わらない。あちこちで地震、洪水がある。大勢の人が命を落とす。あるいは台湾海峡の情勢も厳しい。前回と今とで大きく世界が、日本が変わったということ。38年間やってきて、いろんな失敗、反省がある。それを今、生かさないで、私が生かさないでどうするんだということですね」と述べた。

 総裁選で最も訴えたいこととして、「日本を守り、国民生活を守るということ。安全保障の仕事も長くやってきた。どうしたら戦争にならないか。口先で言っても仕方ない。抑止力、同盟関係を高める。自衛官、全然集まらない。どうすんだい、これってこと。これをやっていかなきゃならない。国民を守るっていうことは、私はずっと『防災省』をと言ってるんだけど、今の避難所、基本的に関東大震災の時と何も変わってない。これでほんとに良いのか。多くの国が、1日以内、数時間以内でプライバシーも衛生もおいしい食事も確保された避難所が出来ているのに、日本はまだ関東大震災の時のまま。こんなことでいいはずがないと私は思っている」と主張。

 さらに「物価が上がって、賃金あがっても追いつかない。消費もなかなか起こらない。将来が不安で消費は伸びません。どうやって消費が伸びるような安心できる環境を作ること。守ることは、国、国民、国民生活を守る。それが政治の仕事だと思う」と述べた。

 また、防衛費増を増税でまかなうとしている岸田政権の防衛政策について、5年間の総額を43兆円に引き上げたことに対し、「必要であれば45兆でも必要でしょう。必要なければ40兆でもいいでしょう。まず43兆ありきではないということ」とした。

 「どんな立派な戦闘機、護衛艦、車両を買っても、動かす人がいなかったらどうしますか。自衛官の募集が厳しいということは…55歳退官でその後の仕事がどうなるかわからないところに誰が来ますか。だから、きちんと人を確保する。燃料、弾薬、食糧を確保する。専守防衛は持久戦。人、燃料、弾薬があって初めてできる。専守防衛を実行するために必要なものをちゃんと精査はする。腹が減って戦ができない。食料自給率が38%で持久戦ができるのか。ものごとを全部徹底的に見直して、専守防衛にふさわしい体制をつくるのが政府の責任」と語った。

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