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日本「超速ラグビー」で第2次エディー政権初勝利 「大谷は経験豊富。我々はまだ発展途上」

スポニチアネックス / 2024年8月27日 4時45分

<カナダ・日本>突進するディアンズ(AP)

 ◇ラグビーアサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ2024(2024年8月25日 カナダ・バンクーバー)

 世界ランキング14位の日本は1次リーグB組初戦で同21位のカナダに55―28で快勝。9年ぶりに日本代表に復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)第2次政権でのテストマッチ初勝利となった。前半4分に素早い攻撃から初キャップのWTBマロ・ツイタマ(28=静岡)が先制トライを決めるなど、ジョーンズHCが掲げる「超速ラグビー」を体現し計8トライを奪った。次戦は9月7日に熊谷で同19位の米国と対戦する。

 日本が誇る「超速ラグビー」のスピードでカナダを圧倒した。見せ場はいきなり訪れた。前半4分、敵陣10メートルライン付近から細かくパスをつなぐとパスを受けた初キャップのWTBツイタマが先制のトライ。直前のラックは全て1秒以内の球出しで、相手のディフェンスがそろう前に展開し昨季リーグワントライ王の得点に結びつけた。

 その後も、SH藤原を起点とした攻撃から畳みかけ、前半だけで5トライも量産。31点差をつける一方的な展開になった。ジョーンズHCは「前半は我々が目指しているラグビーがうまくできていた。ボールを動かし続けることもうまくできていた」としてやったりだ。

 一方で後半はディフェンスでミスが生じるなど3トライを献上。攻め急ぐ場面も散見され、ゲーム主将の坂手は「不用意な反則からカナダに流れを与えてしまった」と反省。だが、先発15人中9人が1桁キャップと経験が浅いだけに、それは指揮官も織り込み済み。大リーグ・ドジャースの大谷翔平を引き合いに出し「彼がこれほど偉大なプレーヤーになったのは、何を打ちにいくのかという明確な判断ができるようになったから。大谷は30歳で経験豊富。我々はまだ発展途上で忍耐力が必要」と経験の重要性を強調し、多少のミスにも目をつぶる。

 テストマッチ4戦目での初勝利を手にし「今回の結果で求めているスタイルを強調できた。さらに精査してベターになっていきたい」。新生エディー・ジャパンがようやくスタートラインに立った。

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