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砂村光信氏 外への速攻可能にした両CTBのパスの“ため”

スポニチアネックス / 2024年8月27日 4時43分

カナダ戦でトライを決めたディアンズ(AP)

 ◇ラグビーアサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ2024 日本55―28カナダ(2024年8月25日 カナダ・バンクーバー)

 【砂村光信 視点】前へ出ながら速く展開して取り切った最初のトライは、「超速ラグビー」を目指すチームとして最も理にかなったアタックだった。ペナルティーを得ても蹴らずに自陣からでも速攻を仕掛ける意図が共有されており、FWが前へ出て相手ディフェンスを下げ、遅れたディフェンスの選手が内側へ寄ったところで空いた外を攻めた。

 カナダのディフェンスも速く前へ出てきたが、それを上回る速さで外へ展開できたのは両CTBのパスに“ため”があったからだ。特に初キャップのマクカランがプレッシャーを受けてもギリギリまで引きつけてパスを出し、相手1人を無効化しつつスペースも残した状態で初めてコンビを組んだライリーをプレーさせていた。

 途中からの苦戦は点差が開いた緩みによるもの。密集では体を当てるよりもボールを目で追うことが増え、2人目の寄りが遅れていた。現状はディフェンスよりもアタック重視で選手を試している段階で、今後は攻撃センスはもちろん、目と耳を360度利かせて周囲とつながりながら動ける選手が生き残りそうだ。(元U―23日本代表監督)

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