スギちゃん ワイルドな芸風が大ピンチ「最近のコンプラで…」何してもカット SDGsも逆風に

スギちゃん

　お笑い芸人のスギちゃん（51）が、26日放送の日本テレビ「大悟の芸人領収書」（月曜後11・59）に出演。ワイルドな芸風がピンチに陥っていることを語った。

　スギちゃんは、大手スーパー、イオンの1760円の領収書を提出すると「靴の底をくり抜くっていうネタがあるんですけども、新しくくり抜こうと思って買ったけども、最近のコンプラで引っ掛かりやしねえかとおびえてくり抜いてない靴代だぜ」と説明した。

　最近のテレビ番組では、ワイルドさを発揮できないというスギちゃん。街ブラロケで唐揚げを購入し、「ワイルドで」というカンペを確認すると、紙袋ごと唐揚げを飲み込んだが、ディレクターから「そういうのじゃないです」とカメラを止められたそう。

　また、登山ロケでは「目の前に木の枝出てきて、避けんの邪魔だから食ったんだよ。ディレクターなんて言ったか。“使えないです”って」と、同じようにカットされることに。他に、温泉卵を殻ごと食べて、カットになったことも。

　スギちゃんは「ずーっとそれが続いてんの。ワイルドがねーの」と窮地に立たされているようで、子供が「うちのお父さんね、“元ワイルド”だったんだよ」と話すようになったと嘆いた。

　しまいには、2Lペットボトルのコーラのキャップをすぐに捨てるというネタでさえ「今ヨーロッパでどうなってるか。ペットボトルのキャップを一体化することが義務化になってる。それが日本に入ってこようもんなら、スギちゃん、コーラのキャップすら捨てられなくなる」と切実に訴えていた。