マライア・キャリー、母と姉が同日に死去 「心が痛んでいます」死因は明かさず

マライア・キャリー（AP）

　米人気歌手のマライア・キャリー（55）が26日（日本時間27日）、母のパトリシアさんと姉のアリソンさんが同日に亡くなったことを発表。複数の現地メディアが報じた。

　キャリーは現地芸能専門サイト「TMZ」に声明を出し「この週末に母を失ったことに心が痛んでいます。悲しいことに、同じ日に姉も命を落としてしまいました」と公表。「母が亡くなる前の最後の週を共に過ごせたことを幸運に思います」と語ったという。

　また「この困難な時期に、皆さんの愛とサポート、そしてプライバシーを尊重してくれることに感謝しています」と感謝。同サイトによると現在、母と姉の死因は不明と報じている。

　キャリーは、3歳の時に両親が離婚。母親との関係は複雑で、2020年の回顧録「The　Meaning　of　Mariah　Carey」の中では、「誇り、痛み、恥、感謝、嫉妬、賞賛、そして失望のちくちくする縄」と関係性を表現。しかし回顧録の一部を母親に捧げており、母親が最善を尽くしたこと、そしていつも母親を愛していると述べている。

　さらに姉から薬物を飲まされたことなども同回顧録で告白。姉との関係も複雑だった。その後、姉は回顧録の内容が名誉棄損にあたるとしてキャリー相手に損害賠償を求める裁判を起こした。