伊藤蘭 昨年デビュー50周年 キャンディーズ3人の関係性「今も振り返ると、本当に…」

伊藤蘭

　元キャンディーズで女優の伊藤蘭（69）が27日放送のTOKYO　FM「坂本美雨のディア・フレンズ」（月～木曜前11・00）にゲスト出演。昨年、デビュー50周年を迎えたキャンディーズの本当の関係について明かす場面があった。

　伊藤は72年にNHKの番組をきっかけに藤村美樹さん、田中好子さんとともにキャンディーズを結成。翌73年に「あなたに夢中」でデビューした。「春一番」などヒット曲を連発し、78年に惜しまれつつ解散。デビュー50周年を迎えた昨年、デビュー日となる9月1日に5枚組CD「The Platinum Collection～50th Anniversary～」を発売した。

　記念CDでは、藤村さんとの対談も収録されており、「楽曲について、思い出も含めて2人で語り合うっていう。私たちが自分で気に入った曲はどれだったかっていうのも数多くある曲の中から決めていったんですけど、なかなかないじゃないですか、自分の楽曲を改めて（聞くこと）。その当時は1回さらっと聞いて、じっくり聞き込むってことがなかったので、去年それができて、また美樹さんと語り合うことができて、あらためてキャンディーズにはいい楽曲があるんだなってことが確認できまして、自分たちの好きな曲もはっきりしてきたりして、そういう楽しさがありましたね」と話した。

　そんなキャンディーズについて、パーソナリティーの坂本美雨は「どんな3人組だったんでしょうか」と直球で質問。伊藤は「そうですね、今も振り返ると、本当に仲が良かったです。イヤな空気が流れるとか、ケンカするとか、そういうのがなかったので、3人で支え合っていたなと思いますね」と語った。

　「解散前の若いときが一番、自分たちのこれから行く先も含めて、解散することによっていろいろ悩んだ時期だったんですよね」と伊藤。「それ以降は波風がそんなに立たずに過ごしてこられたかなと思っています。若いときが一番、思い悩んだりとかあったような気がしますね」とした。

　坂本は「私はリアルタイムではなかったんですけど、本当に好きだった方が近くにいて、様子をうかがっていると、ファン同士の方々も本当に仲が良い気がするんですよね」と話すと、伊藤は「あ～そうですか。うれしいことを今日はうかがいました」と声を弾ませた。