ダチョウ倶楽部・肥後克広 危うく大事故！？ 「かなりの制作費だったけど中止になった」過酷ロケ振り返る

肥後克広

　お笑いユニット「ダチョウ倶楽部」のリーダー肥後克広（61）が27日、NHKラジオ第1「ふんわり」（月～金曜前8・30）に出演。過去に目撃した“危険なロケ”を振り返った。

　これまでヘビやワニと闘う、体を縛られてビルの屋上から落とされるなど、体を張ったロケを経験してきた肥後。

　中でも「土佐犬クイズっていうのがあって。案の定（1980年代の人気芸人）あご勇さんがクレーンで上に吊るされて、クイズに間違うと1メートルずつ土佐犬がいる檻の中に下ろされていく」という危険なロケに帯同したことがあるという。

　「檻の中には5、6匹、虎なのか土佐犬なのか分からない犬がいるんですけど、そこにあごさんが落とされていって。あごさんの体にはお肉が乗ってるから土佐犬がガブガブ噛むっていう絵だった」と当初予定されていたロケの流れを説明。

　しかし、その土佐犬は人間を噛まない犬だったそう。そのため現場では「“どうする？”ってなって。（スタッフが）話し合ってるときにあごさんがずっと上で吊るされたままだったから本人は“ううっ苦しい…”って言ってた」といい、これに「スタッフが慌てて“すみません”って下ろしたら土佐犬の上にドンと落ちて。土佐犬が“ワワワワン！”って吠えて…」と危うく大事故になり兼ねない事態に発展した。

　そのうえで「ロケは中止。かなりの制作費だったけど中止になりました」と明かし、これに、対談相手のお笑いタレント・木村祐一は思わず「恐ろしいですね」とつぶやいた。