U18高校日本代表 鶴岡東・桜井椿稀が二刀流の活躍 小倉監督「重宝させてもらいます」

U－18日本代表の桜井

　◇練習試合　U18日本代表3―1関西学生野球連盟選抜（2024年8月27日　ほっともっとフィールド神戸）

　9月2日から台湾で開催される「第13回BFA　U18アジア選手権」に出場する高校日本代表が27日、ほっともっとフィールド神戸で関西学生野球連盟選抜と練習試合を行い、1―3で敗れた。

　「7番・指名打者」で出場した鶴岡東の二刀流左腕・桜井椿稀投手（3年）は、打っては5回に二塁内野安打を放ち2打数1安打。投げては7回から救援し、1回を無安打1四球無失点に封じた。投打二刀流の活躍に小倉全由監督は「やっぱり人数が人数なので、誰かピッチャーがDHとかに入ってくれる選手がいないと回せない。桜井君は重宝させてもらいます」と語った。

　昨年はU18高校日本代表で、同じ山形勢の山形中央・武田陸玖（現DeNA）が二刀流で活躍。28日に控える大学ジャパンとの一戦に向け、桜井は「大学日本代表の人たちは全員が凄いので全員と対決したい」と意気込んだ。