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朝乃山「気持ちはまだ折れていません」左膝手術から1カ月弱…自力で歩き、力士仲間と談笑する姿も

スポニチアネックス / 2024年8月27日 18時50分

力士会に出席し、関取衆と談笑する朝乃山(撮影・前川 晋作)

 大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)で9場所ぶりに十両へ転落した朝乃山(30=高砂部屋)が27日、両国国技館で行われた健康診断と力士会に出席した。

 名古屋場所4日目に左膝前十字靱帯断裂、左大腿骨骨挫傷などの大ケガ。場所後に手術を受けてからまだ1カ月経っていないが「歩くのもリハビリだと思っています」と、松葉づえなしで元気に歩く姿を見せた。

 力士会の前には、同学年で仲の良い若元春(30=荒汐部屋)らに「(秋場所)出れるの?」「(幕下)落ちちゃうじゃん」などとケガの具合を心配されたり、負傷した取組の相手でもともと仲の良い一山本(30=放駒部屋)と談笑したりする場面も見られた。また、同じ前十字靱帯断裂の大ケガから復活を遂げた幕内・若隆景(29=荒汐部屋)と十両・友風(29=中村部屋)からは治療やリハビリのアドバイスをもらっていた。

 復帰まで半年以上かかる見通し。具体的な復帰時期については「医師や師匠と相談しながら」と慎重な姿勢を示した。西十両3枚目のため、秋場所全休で来場所は幕下転落。さらに全休が続けば来年春場所で三段目まで番付を落とすことになる。それでも「しっかり治すことが優先。気持ちはまだ折れていません」と再起の日を見据えた。

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