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巨人・浅野翔吾が6回の守備からベンチに下がる 初回にヤクルト吉村の直球が左手首付近を直撃

スポニチアネックス / 2024年8月27日 20時11分

<ヤ・巨(18)>初回、死球を受ける浅野 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2024年8月27日 神宮)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が27日のヤクルト戦(神宮)で左手首付近にプロ初の死球を受け、悶絶。その後もプレーを続行したが、6回の守備からベンチに下がった。

 「2番・右翼」に入り、10試合連続今季12度目の先発出場。初回、1死走者なしの場面で入った第1打席だった。相手先発右腕・吉村が1ボールから投じた2球目の直球が左手首付近を直撃した。

 通算38試合目でプロ初の死球。浅野は痛みに顔をゆがめ、トレーナーと川相コーチが慌てて19歳の“救世主”のもとへと駆け付けた。

 しばらく試合が中断したが、浅野はベンチには戻らず、一塁ベースへ。ヤクルトの一塁手・オスナから気づかうように声をかけられる場面もあった。

 だが、このアクシデントで巨人打線に火がつき、モンテス、岡本和、吉川と適時打3本で3点先取。浅野はモンテスの左中間フェンスを直撃する適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 その後もプレーを続行したが、二ゴロ、空三振、遊ゴロで快音は聞かれず。5―2となった6回裏の守備からベンチに下がった。中堅の丸が右翼へ移動し、中堅にはオコエが入った。

 浅野はヘルナンデスの左手首骨折というアクシデントを受けて12日に出場選手登録され、14日の阪神戦(東京D)で放った今季初安打が驚きの決勝満塁アーチ。

 プロ初の2番に起用された24日の中日戦(東京D)では、初回の先制2号ソロから一気にプロ初の猛打賞となる4安打2打点と大活躍して快勝の原動力となった。

 翌25日の中日戦(東京D)は3打数無安打で連続安打は5試合で途切れたが、4カ月ぶりの1軍復帰後はこの日の試合前時点で打率.400(35打数14安打)、2本塁打、9打点。8月の出場数は10試合ながら打点9は岡本和(8打点)、丸(7打点)、坂本(7打点)、大城卓(6打点)らをしのいでチーム最多となっていた。

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