西武・高橋光成 ついに開幕13戦未勝利…64年ぶり開幕10連敗も「次につながる投球」

＜ロ・西15＞2回1死、高部の打球を弾き内野安打にしてしまう高橋光（撮影・長久保　豊）

　◇パ・リーグ　西武０―２ロッテ（2024年8月27日　ＺＯＺＯマリン）

　西武・高橋光成投手（27）が6回2失点で開幕から10連敗を喫した。これで開幕から先発13試合勝ち星なし。

　0―0の3回1死一、三塁から佐藤都の右前適時打を浴びて先制を許した。その後、2死満塁までピンチを広げたが、ここは中村奨を152キロ直球で見逃し三振に仕留め、何とか踏ん張った。

　4回にもポランコの左越え適時二塁打を浴びて失点。6回2失点は先発として十分な内容だが、打線が相手先発の小島の前に沈黙。

　好投した高橋だが、ついに開幕から13試合連続で白星なし。開幕から10連敗は、1960年の大津守（近鉄）以来、64年ぶりの記録。

　開幕に限らず10連敗は2022年の隅田知一郎に並ぶ球団ワーストタイ。

　▼高橋　終盤はバランスもよく全球種操ることができたので、次につながる投球だったと思います。今日は、いかに自分が試合に入り込めるかが重要だと思っていたので、一球一球集中して投げましたし、毎回ランナーは出してしまいましたが、最後まで集中力を切らさず投げることができました。