首位広島は8月初連敗 2位巨人とゲーム差なし “難敵”中日・高橋宏から今季初得点も…

＜中・広＞4回、石川昂に逆転の2点二塁打を打たれた森下（撮影・椎名　航）

　◇セ・リーグ　広島1―2中日（2024年8月27日　バンテリンD）

　首位広島は中日に敗れ、25日阪神戦（マツダ）から2連敗となった。試合前まで両リーグで唯一、この8月に連敗していなかった。2位巨人がヤクルト戦（神宮）に勝ったためゲーム差なしとなった。

　先発マウンドの森下は1点リードの4回に逆転を許した。1死から細川の叩きつけるような打球のバウンドに対し、遊撃・矢野が合わせられず内野安打に。2死後、カリステの打球を遊撃・矢野が後逸し一、二塁。ここで石川昂に右翼線2点二塁打を浴びた。森下は7回4安打2失点（自責0）で今季5敗目を喫した。

　打線は3回2死一、二塁から末包が先制の適時二塁打を放った。試合前まで今季3試合、23イニングを無得点に抑えられていた“難敵”高橋宏から26イニング目で初めて得点した。ただ、追加点を奪えなかった。