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巨人・山崎伊織が9勝目、2年連続2桁勝利に王手 5回で8安打されるも2失点粘投「感謝しています」

スポニチアネックス / 2024年8月27日 21時5分

<ヤ・巨(18)>5回を終えた山崎伊 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人5―2ヤクルト(2024年8月27日 神宮)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が27日のヤクルト戦(神宮)で今季20度目の先発登板。5回8安打と打たれながらも2失点と粘投し、打線の援護にも助けられて2試合ぶりとなる今季9勝目(5敗)をマークし、2年連続2桁勝利に「あと1」とした。

 マウンドに上がる前の初回に浅野のプロ初死球から打線がつながり、モンテス、岡本和、吉川と適時打3本で3点を先取。いきなり援護をもらうと、その裏、2死一、二塁のピンチを招くも無失点。3回も連打されて1死一、二塁としたが、得点を許さなかった。

 すると、打線は4回に丸の適時打で1点、5回にも主砲・岡本和の21号ソロと着実に加点。

 山崎伊は5―0で迎えた5回、村上と沢井に適時打を許して2点を失い、ここで降板となったが、船迫、バルドナード、ケラー、大勢の継投で山崎伊に白星を届けた。

 山崎伊の投球内容は5回で打者25人に対して96球を投げ、8安打2失点。5三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は150キロだった。

 12日の阪神戦(東京D)で7回途中まで121球と球数が増えながらも2安打無失点と粘り強く好投し、後半戦初勝利となる今季8勝目。だが、前回登板した20日の広島戦(東京D)では初回に2点先制されると、4回には一挙5点を失い、今季ワーストの7失点で5敗目を喫していた。

 ▼山崎伊 初回から野手の皆さんに点を取ってもらい感謝しています。援護点をもらいましたが、0―0の気持ちで投げました。次の登板に向けてしっかり調整していきたいです。

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