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【蹴トピ】J1下位チーム補強続々 京都、降格圏即脱出 19位→ジワリ浮上15位 エリアス来日6戦6発

スポニチアネックス / 2024年8月28日 6時3分

エリアスはハットトリックを達成するなど、京都の降格圏脱出に貢献

 今夏もJ1の移籍市場は活気にあふれた。全20チームが新たに選手を獲得し、多くが即戦力として活躍している。20チーム中3チームがJ2自動降格となる厳しいレギュレーションの中で、残留を目指す下位チームの積極的な補強が目立った。(記録課・矢吹 大祐)

 今夏もっとも劇的に風向きを変えたのは京都だろう。得点力不足に悩まされ、一時は最下位に低迷。降格圏の19位で前半戦を折り返すと、7月上旬の第2登録期間に向けて6月下旬から積極的に補強に動いた。ブラジル・クルゼイロからFWエリアス、名古屋からベテランMF米本らを獲得。直近5試合を4勝1敗で残留圏の15位まで持ち直している。

 初来日のエリアスは加入後6試合で早くもチーム2位の6得点とゴールを量産している。出場2戦目となった7月20日の磐田戦は後半から出場し、終盤に決勝の来日初ゴール。中断期間を挟み、今月7日の名古屋戦では初先発して連続得点、17日のC大阪戦では圧巻のハットトリックを達成した。6試合345分間の出場で17本のシュートを放っており、90分平均4・43本。うち12本が枠内で枠内率70・6%と高く、積極性と確実性を兼ね備えている。

 降格圏に沈む札幌と鳥栖は、ともに今夏最多の7人が加入した。鳥栖は主力を中心に8人が流出、半分の4人は同じカテゴリーのJ1クラブに移った。8月上旬には監督交代もあり、再建ムード。経験豊富なMF清武やJ2クラブの主力選手を戦力に加えて、再出発を目指している。

 8連敗を喫するなど最下位を抜け出せない札幌は主力の流出を最小限にとどめ、新加入のベテランDF大崎やDF朴〓奎(パク・ミンギュ)が先発に定着。その朴を含めJリーグ未経験の外国籍選手を次々に獲得した。ここにきて今季初の連勝とようやく上向き始めており、流れを維持するため新戦力の早いフィットが求められる。

 華やかさでは、初昇格で首位を走る町田が光った。MF相馬やDF中山ら日本代表級のビッグネームを獲得し、優勝への本気度を示した。中山は町田デビューとなった17日の磐田戦で開始早々に先制点を奪い、守っては無失点に貢献。ややブランクのあるセンターバックでも空中戦で7戦5勝と、きっちり実力を示した。

 その町田を追う上位クラブでは広島がMF川辺、鹿島がMF三竿と、かつてチームの中心を担った選手を欧州から再獲得する堅実な補強。終盤まで続きそうな優勝争いで、彼らの経験が生かされるのは間違いなさそうだ。

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