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ソフトバンク・小久保監督 采配ズバリ“7人の右打者”で逆転 正木同点弾&佐藤直V三塁打

スポニチアネックス / 2024年8月28日 6時3分

<ソ・オ>2回、ソロを放った正木はナインに迎えられる(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3―1オリックス(2024年8月27日 みずほペイペイD)

 首位・ソフトバンクは27日、オリックスを3―1で下し、連敗を2で止めた。0―1の2回、先頭の正木智也外野手(24)が左中間テラス席に同点4号ソロ。なおも1死一塁と攻め、佐藤直樹外野手(25)が勝ち越しの左中間三塁打を放ち、さらに今宮健太内野手(33)の中犠飛で3得点。相手先発の左腕・田嶋対策でスタメンに7人並べた右打者が活躍して逆転勝ちし、優勝マジックを20とした。

 3番栗原、5番近藤を除いた鷹の“右セブン”の効果は、てきめんだった。オリックス先発左腕・田嶋対策としてスタメンに並べた右打者による集中打で逆転勝ち。試合後、小久保監督は満足げに語った。

 「田嶋から(左が)打てていなかったんでね。もうこの時期は相性が出る。並べていい流れになりました」

 モイネロが初回に押し出し四球で1点の先制を許した。嫌な流れを変えたのが6番正木だ。0―1の2回に先頭でカットボールを捉えて左中間テラス席に運んだ。自己最多となる4号ソロ。「先頭打者として出塁だけを考えました。うまくバットのヘッドを使うことができた」と同点弾を振り返った。

 慶大卒の右の大砲はパンチ力に加え、頼もしさも増している。23日の日本ハム戦では5―5の延長10回に決勝の中越え3号ソロ。それ以来3試合ぶりアーチで試合を振りだしに戻すと、ベンチスタートが多い下位打線の右打者が仕事した。

 「石塚が出て、佐藤直が還してね。あの回、見事な集中打でしたね」と指揮官は称賛を続けた。2回は1死後に21日の楽天戦以来、1軍で4度目のスタメンとなった8番石塚が初球を左前打してチャンスメーク。続く佐藤直が左翼フェンス直撃の勝ち越しの三塁打を放った。石塚、佐藤直ともにスライダーをしっかり仕留めた。

 佐藤直は17日のロッテ戦以来となる先発起用に応えた。途中出場した7日のロッテ戦以来の安打で、6月25日オリックス戦以来の打点も付いた。「何も考えずに打席に入った。できることだけをやろうと」。さらに続く今宮の中犠飛で3点目。それぞれが仕事を遂行し、逆転した。

 2番野村は15日の西武戦以来の先発で無安打に終わったが、小久保監督は「練習の姿から変わってきている」と今後の活躍に期待した。25日までの仙台、北海道遠征で1勝4敗だったチームは連敗を2で止め、優勝マジックを4日ぶりに減らして20とした。佐藤直は「しっかり集中して甘い球を仕留めるだけ」と次の出番でも求められた仕事をすると気を引き締めた。(井上 満夫)

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