レッドソックスのD・ジャンセン 史上初同じ試合に両チームで出場 2カ月ぶり再開試合で珍事

再開された試合にレッドソックスの捕手として出場したジャンセン（右）＝AP

　◇ア・リーグ　レッドソックス1―4ブルージェイズ、レッドソックス3―7ブルージェイズ（2024年8月26日　ボストン）

　2カ月前に降雨のためサスペンデッドになったレッドソックス―ブルージェイズ戦が再開され、レッドソックスの捕手D・ジャンセンが史上初の「同じ試合に両チームで出場した選手」になった。

　6月26日、中断前の試合にはブ軍の一員として出場。2回途中、D・ジャンセンの打席で雨が激しくなり、サスペンデッドになっていた。その後7月27日にトレードでレ軍へ移籍。この日の再開時には、自身に代打バーショが送られたことをマスク越しに見守った。

　「素敵な体験を楽しめた。ユニークな機会を与えてもらい、感謝したい」。中断前にレ軍のマスクをかぶっていたマグワイアは、現在傘下3Aにおり、再開と同時にレ軍捕手として出場した。「試合が始まるといつも通りに集中できた」。5回1死では中前打を放った。記録としてはブ軍での打席はなく、レ軍のみで4打数1安打。試合は終盤に突き放され競り負け、その後に行われたダブルヘッダーでも連敗を喫した。