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阪神ミスに泣く初回、3回、4回に痛恨…夏の長期ロード2試合残し負け越し決定

スポニチアネックス / 2024年8月28日 5時18分

<D・神>7回、交代を告げる岡田監督(撮影・島崎 忠彦)

 ◇セ・リーグ 阪神4―10DeNA(2024年8月27日 横浜)

 ミスに泣いた。それも立て続けに出て、敗戦に直結した。阪神・岡田監督は報道陣に対応することなく、足早にバスに乗り込んだ。

 初回が痛かった。2死一、二塁で牧の三遊間深い打球を木浪が追いつき、素早く三塁へ送球した。タイミングはアウト。封殺なら好プレーだった。しかし、佐藤輝が戻り切れずベースを踏めなかった。直後の宮崎に2点打を浴びて逆転された。

 木浪は「打者が牧で、輝も深く守っていた。事前にコミュニケーションを取れていなかった。声かけをできていなかった自分の責任」と後輩三塁手をかばった。17日の中日戦でも2人の間に同じような連係ミスがあり、9回の同点を招いていた。それを含め1カ月で2度も三遊間にほころびが出た。馬場内野守備走塁コーチは「どれが正解というのはないけど、もう少しコミュニケーションができていれば」と悔やんだ。

 同点の3回に出たバッテリーミスも痛恨だった。1点を勝ち越されてなおも2死一、二塁で、山本の2球目に伊藤将が暴投。ボールが大きくはずみ、二塁走者の一気生還を許した。この回をひもとけば1死一、二塁での牧の投ゴロで併殺を取れなかったことが失点につながった。攻撃では4回無死一、二塁で木浪が犠打を決められなかったことも響いた。

 そもそも、先発予定だったビーズリーが体調不良で先発を回避したことが、歯車が狂うきっかけになったかもしれない。代役の伊藤将は今季の不調を継続する形で3回4失点で降板。1点差に迫った7回は石井が3点を失う誤算もあった。

 夏の長期ロードは、9勝12敗1分け。2試合を残して負け越しが決定した。優勝した昨年の18勝5敗とは、あまりに大きな差だ。中日に敗れた首位・広島との4差を縮められないどころか、4位のDeNAに2・5差にジワリと接近された。クライマックス・シリーズ争いに吸収されることだけは、絶対に避けなければならない。(倉世古 洋平)

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