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新潟・小見 ゴール不敗神話継続だ 昨季から7試合の“記録”伸ばす パリ五輪代表の三戸らから刺激

スポニチアネックス / 2024年8月28日 4時32分

前節の町田戦で5試合ぶりに復帰した小見

 J1新潟はオフ明けの27日、聖籠町のアルビレッジで31日の名古屋戦に向けて練習を再開した。左太腿に痛みを抱えていたFW小見洋太(22)が前節の町田戦で復帰。離脱中はパリ五輪の男子日本代表の活躍に刺激を受けた。名古屋戦では11試合ぶりのゴールで昨季からの不敗記録を更新する。

 町田戦から1日のオフを挟んでの練習でも充実感が漂っていた。5試合ぶりにピッチに戻った小見は、勝てなかった悔しさもにじませながら、晴れやかな表情を見せた。

 「試合前から楽しみだった。復帰できたことがうれしかった」

 松橋監督は「縦もいけるが中に入っていける」という小見の特長を生かし、拮抗(きっこう)した展開をいい意味で崩すことを期待して、右サイドハーフで投入した。終盤は好機が少なかったものの、背番号16はアディショナルタイム3分に自陣でボールを拾って敵陣内まで単独突破。最後はカットされたが、6月の町田戦で先制点を奪った場面を想起させるプレーに会場は沸いた。

 突然の離脱だった。7月13日のFC東京戦にフル出場後、左太腿の前部分の痛みでチームを離れた。原因が分からず練習に合流するまで約1カ月もかかった。

 離脱中にはパリ五輪サッカー男子日本代表の試合をチェック。MF三戸舜介(スパルタ)ら同世代の仲間が大舞台でプレーする姿を見て「重圧もある中で戦っている選手たちは尊敬する」と刺激を受けた。一方で「彼らが世界で戦っている中で、自分はケガをしてしまった」と、回復の遅れもあって、もどかしさや焦りが芽生えた。

 それを振り払うかのように目の前のリハビリに集中した。太腿前の筋肉の負担を軽減させるため、股関節周辺の柔軟性を出すメニューに取り組んだ。体を休めることもでき、コンディションはケガ前よりも向上した。

 チームは昨季から小見が得点した公式戦は負け知らず。勝利のためにも復帰の次に目指すのはゴールだ。「ただ回すだけでなく貪欲にもっとゴールを狙っていきたい。僕の色を最大限に出したい」と気合十分に話した。

 ○…J1昇格した昨季以降、小見は公式戦7得点をマーク。その全試合でチームは負けていない。昨季は4月のルヴァン杯柏戦で初ゴール。8月の天皇杯4回戦の町田戦で決勝ゴール、リーグ浦和戦で同点ゴールを決めた。今季の得点は全て6月。リーグ町田戦は先制点をマーク。3―1の快勝に大きく貢献した。他にもリーグ鹿島戦で先制点、ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦の長崎戦、天皇杯2回戦の北九州戦でも得点した。

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