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西武 ワースト更新ロッテに開幕15連敗 高橋光成はパ64年ぶり開幕10連敗

スポニチアネックス / 2024年8月28日 5時33分

<西・ロ>6回2失点の高橋光も援護なし。ロッテに開幕15連敗となった西武ベンチ(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ 西武0―2ロッテ(2024年8月27日 ZOZOマリン)

 西武・高橋が勝てない。一球一球、丁寧に投げ込もうという意識が強く、慎重になる。昨年自己最速の157キロを計測した直球は152キロ止まり。武器のフォークに反応しない打者も目立った。

 6回2失点。開幕からの連敗はついに10に伸びた。「次は勝てるような投球をしたい。全体的には良かったけど、チームを勝たせられるような投球ができるように」。パ・リーグでは1952年に10連敗した沢藤光郎と60年に11連敗した大津守(いずれも近鉄)以来、64年ぶり3人目の屈辱だった。

 プロ通算65勝を誇る右腕は10年目で思わぬ壁にぶつかった。今季は将来的なメジャー挑戦も見据えて、開幕前に7キロ増の112キロと体を大きくした。しかし、体の力を球にうまく伝えられず、右肩の故障も重なった。渡辺監督代行は「シーズン当初からコントロールが甘く、ボール球が多い。カウントがつくれない」と指摘した。

 0―0の3回に佐藤に先制打、4回もポランコに適時打を許した。チームは今季ビジターで先制された試合は開幕から一度も勝てず、34連敗となった。踏ん張れなかったエースに指揮官は「自信を持って投げている球がないと感じる。そこまで出力が上がってない。勝負しにいく球がなかなか見つからない」と話した。

 開幕からロッテ戦15連敗でプロ野球ワースト記録をさらに更新。シーズン77敗は、79年に所沢に本拠地を移転してからワーストタイとなった。(神田 佑)

 ≪球団ワーストタイ記録≫高橋(西)が開幕から10連敗。同一シーズンの開幕10連敗以上は、1960年に11連敗した大津守(近鉄)以来64年ぶりとなった。また開幕からに限らず、西武投手の10連敗は22年の隅田に並ぶ球団ワーストタイ記録となった。

 ≪同一カード連敗も球団ワースト≫西武がロッテに開幕から15連敗。プロ野球ワースト記録となる開幕からの同一カード連敗記録をさらに更新した。開幕からに限らず、西武の同一カード15連敗は95年のオリックス戦(10~24回戦)に並ぶ球団ワースト。パのワースト記録は65年東京の南海戦17連敗となっている。なお、同一カード連敗のプロ野球記録は55年大洋の中日戦19連敗。

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