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早田ひな 離脱中は大谷翔平の本で学ぶ「自分に落とし込めたらより成長できる」

スポニチアネックス / 2024年8月28日 4時47分

パリ五輪の報告会に出席した卓球日本代表の(左から)女子の渡辺武弘監督、張本美和、平野美宇、早田ひな、張本智和、篠塚大登、男子の田勢邦史監督

 日本卓球協会が主催するパリ五輪の報告会が27日、都内のホテルで開催された。女子団体で銀メダル、女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな(24=日本生命)はシングルス準々決勝で負傷した左手首の治療中で復帰時期は未定。離脱中はドジャース・大谷翔平投手(30)の本を読み、自身の成長につながるヒントをインプットする方針を示した。

 左手首に巻かれた包帯が痛々しかった。早田は五輪で痛めた患部について「保存治療で時間をかけて治すしかない。いつから練習できるかも全然分からない」と説明。手首に負担のかからないランニングを行い、全身筋肉痛になったことを明かし「ケガをしていても頭の勉強だったり、他の体のトレーニングはできる。このケガがあったからこうなれたと思えるように頑張りたい」と視線を上げた。

 離脱で生まれた時間を有効活用する。早田は(1)読書(2)語学の習得(3)卓球の戦術勉強を3本柱に挙げた。既にドジャース・大谷のインタビューをまとめた本を読み始めている。過去にも大谷関連の本を手にしており「憧れのアスリートを参考にして、自分に落とし込めたらより成長できると思う。進化するために学べることは多い」と強調した。

 報告会では負傷を乗り越えて2個のメダルを手にした五輪を回想して涙ぐんだ。世界ランキングも日本勢トップの5位をキープするが、一方でトップ4を独占する中国勢の背中が遠いのも現実。五輪の戦いに後悔はないという早田だが「世界選手権も五輪も銅メダルだった。その上を目指さないといけない。4年後の五輪に向けて、やらなきゃいけないことは多い」と続けた。

 二刀流をはじめ数々の不可能を可能にしてきた大谷の言葉はこれ以上ない励みになる。28年ロス五輪でさらに輝くメダルを手にするため、ラケットを握れない時間も無駄にはしない。左手首が完治したとき、早田は今よりずっと強くなっているはずだ。

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