アストロズがドジャースを退団したヘイワード外野手と契約へ

アストロズ入り間近のヘイワード（AP）

　大リーグ公式サイトが　アストロズがジェイソン・ヘイワード外野手と契約に近づいていると報じている。ヘイワードはドジャースを退団し、FAになっていた。

　35歳のヘイワードは、今年ドジャースで63試合に出場し、打率.208、出塁率.289、長打率.393、6本の本塁打、28打点の成績。アストロズは今季、オールスター外野手のカイル・タッカーが右すねの打撲で、6月3日を最後に試合に出ていない。

　ヘイワードは今年、ケガに悩まされ、23年の打率.269、15本塁打、OPS.813に匹敵する成績は残せなかったが、今月20日（同21日）のマリナーズ戦では代打で決勝3ランを放ち、勝利に貢献していた。

　米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、ドジャース側が今季の年俸900万ドル（約13億円）の残りを支払う義務があり、新たに契約する球団が負担するのはリーグ最低年俸74万ドル（約1億円）の日割り分のみで済む。今月末までに他球団と契約すれば、新たなチームでポストシーズンに出場することができる。