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橋下徹氏 維新の兵庫県知事問題げの対応を猛批判「ブレブレで後手後手…百条委では何も解明されない」

スポニチアネックス / 2024年8月28日 7時47分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が28日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題についての日本維新の会の対応を批判した。

 斎藤氏は、2021年の兵庫県知事選で自民党と維新の推薦を受けて当選。一連の疑惑が発覚して以降、自民は追及姿勢を取ってきたが、維新は「まずは真実を明らかにすべきだ」(共同代表の吉村洋文大阪府知事)と静観する構えを見せてきた。

 維新の馬場伸幸代表は26日、斎藤氏の問題への対応について、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)が30日に予定する斎藤氏への尋問を踏まえて、幹部らで対応を協議すると明らかにした。辞職要求するかどうかは明言を避け「答弁で国民が理解できたら続ければいい」と述べた。

 橋下氏は、「維新代表、党対応判断へ 兵庫知事問題、30日の百条委の内容踏まえ」と題された記事を引用し、「判断がブレブレで後手後手。箕面市長選で負け、衆院選間近なので焦っているのだろうが、この判断も悪手」とし、「30日の100条委員会では事実は何も解明されない」と指摘。

 続けて、「30日は斎藤さんの言い分を聞くだけ。しかも、斎藤さんはパワハラ・おねだりについての職員アンケートの多くを否定する。ほとんどが見解の相違になる」と自身の見解を記し、「30日の斎藤さんの言い分で判断するなら、もっと早くヒアリングをしておけばよかっただけ。ポイントはパワハラ・おねだりではなく、告発つぶしの権力行使の在り方だと当初に論点設定できていたなら、すぐに判断できた」と維新の対応を批判した。

 さらに、馬場代表について「ついこないだも、『政治と金』の改革にまつわる岸田首相との党首合意でも馬場さんは大失態を犯してしまった。今、国政維新において馬場さんに適切に進言できる者がいないのだろう。国政維新のガバナンス危機は深刻だ」と苦言を呈し、「その理由は明らか。国政維新の中枢メンバーが飲み食いコミュニケーションで結束していて、ある意味でなあなあになり、ある意味できちんとモノを言えない関係になっているからだろう」とした。

 また、「党内外国会議員や民間人との飲み食いに最大限の力を入れているようだが、どれだけ実のある話をしているのだろうか。今回の斎藤さんへの対応についても、どれだけの戦略会議を開いていたのだろうか」と疑問を投げかけ、「今、国政維新の心理的安全性は危機的低レベルだと推察される」とバッサリと斬り捨てた。

◇兵庫・斉藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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