打球が右手直撃も…ドジャース先発・フラーティは6回3失点と粘投

＜ドジャース・オリオールズ＞ドジャースの先発・フラーティ（AP）

　◇インターリーグ　ドジャース－オリオールズ（2024年8月27日　ロサンゼルス）

　ドジャースのジャック・フラーティ投手（28）が27日（日本時間28日）、本拠でのオリオールズ戦に先発。5回に打球を右手に受けるアクシデントもあったが、6回6安打3失点と粘投した。

　2回にオハーンに先制ソロを浴びたものの4回はサンタンダー、オハーン、ヒメネスを3者連続三振に仕留めるなど強力オリオールズ打線に立ちはだかった。

　ところが、2－1の5回1死一塁からウリアスに逆転2ランを被弾。さらに次打者・カウザーのライナー性の打球が利き手の右手に直撃するアクシデントも起きた。

　トレーナーらがマウンドに駆けつけたが、投球を続行。この回を無失点に抑えた。

　ベンチに戻ると、しきりに右手を握りしめるなど、自ら状態を確認。大丈夫と判断し6回もマウンドへ。安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点。2死からはムリンスの飛球を左翼手、T・ヘルナンデスがフェンスにぶつかりながらも好捕すると、フラーティはガッツポーズで喜んだ。

　フラーティは7月末にタイガースからトレードで移籍。移籍後は前回登板まで4戦3勝を挙げ、ローテーションの一角を担っている。