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伊東勤氏「プロである以上許されない」古巣・西武のロッテ戦15連敗に貴重な助言「ウソでもいい…」

スポニチアネックス / 2024年8月28日 15時34分

伊東勤氏

 西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(61)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。開幕からのロッテ戦15連敗でNPBワースト記録を更新した古巣・西武に貴重な助言を送った。

 「どちら(の球団)にも在籍していたんですけど…」と苦笑いした伊東氏だが、やはり同一カード開幕15連敗には「これはプロである以上許されない、さすがに」と表情を切り替えた。

 とくにロッテ・小島和哉投手に2年越しで9連敗を喫していることを問題視。「とにかく小島というピッチャーを崩さないと」と、指摘した。

 伊東氏も西武時代、ダイエー、ソフトバンクの左腕・杉内俊哉(現巨人コーチ)をチームが打てなかった。

 「杉内から点が取れないし、勝てない。だから左を当てたことがあった。意外と左、左(と打者が並ぶの)は苦手なピッチャーが多い」

 左投手に左打者を並べた打線は効果的だった。

 伊東氏は「得意のボールを一つ消すだけで投球の幅が狭まる」と説明した。

 小島のチェンジアップに右打者は手こずるが、左腕は左打者に対してのチェンジアップを得意としていない。伊東氏は「(左打者を並べれば)ストレート、スライダー中心になるので絞りやすくなる」と続けた。

 また苦手な投手の前では「今日も凄いな」と、ベンチで萎縮してしまう傾向がある。

 伊東氏は「ウソでもいい。次の打者に“今日はよくないな”“今日はいつもより見やすい”と伝えていくだけで勇気が出る」とメンタル面の工夫も提案した。

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