関取最年長39歳の玉鷲 健康の秘訣は「ストレスをためないこと」秋場所で連続出場の記録更新へ

身長を計測する玉鷲（撮影・前川　晋作）

　大相撲の幕内・玉鷲（39＝片男波部屋）が28日、東京・両国国技館で行われた定期健康診断を受診した。

　関取最年長の玉鷲は九州場所中の11月16日に40歳の誕生日を迎えるため、秋場所（9月8日初日、東京・両国国技館）が30代で臨む最後の15日間となる。「たまに自分でもすごいと思う」と笑い、まだまだ元気な様子を見せた。健康の秘訣は「ストレスをためないこと」。食事にも気を使っており「いつも食べたい物ではなく、その時に体が欲しがっている物をまず最初に食べるようにしている」と明かした。

　このまま出場し続ければ、秋場所2日目には初土俵から休場なしの連続出場1630回という昭和の元関脇・青葉城が持つ史上1位の大記録に並ぶ。歴史的な1日を控え「来てくれるお客さんの前で良い相撲を取りたい」といつも通りの意気込みを述べた。