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【王位戦】藤井聡太王位が5連覇達成、2つ目の永世資格獲得 羽生九段の最年少記録をダブルで更新

スポニチアネックス / 2024年8月28日 18時25分

渡辺明九段(右)を4勝1敗で退け、5連覇を達成した藤井聡太王位

 将棋の藤井聡太王位(22)=王将を含む7冠=に渡辺明九段(40)が挑む第65期王位戦7番勝負は28日、神戸市の有馬温泉「中の坊瑞苑」で第5局2日目が指し継がれ、藤井王位が97手で勝って対戦成績4勝1敗でタイトルを防衛。連続5期による永世王位、同時に先月獲得した永世棋聖に続くダブル永世の栄誉に輝いた。渡辺九段は昨年6月以来のタイトル復帰はならなかった。

 これまで永世王位の称号を獲得したのは大山康晴15世名人、中原誠16世名人、羽生善治九段。22歳1カ月の藤井王位は、1997年8月29日に26歳11カ月で資格を得た羽生九段を超える最年少となった。

 また、2つ目の永世称号獲得でも最年少。永世7冠の資格を持つ羽生九段は1995年7月8日、永世棋王に続いて2冠目の永世称号となる永世棋聖を24歳9カ月で得ており、藤井王位はこちらも上回った。2つ以上の永世称号を得たのは藤井王位、羽生九段、5冠の大山15世名人、5冠の中原16世名人、2冠の渡辺九段。

 戦型は昨年5月、名人戦第4局以来の雁木(がんぎ)。36手目、渡辺の「銀捨て」に39手目、藤井王による「顔面受け」。1日目から強手の応酬となり、2日目も互角の展開が続いた。

 対局を終えた藤井王位は「防衛という結果には幸運もあったかなと思うし、今後も力をつけていかなくてはいけないと感じたシリーズだった」と振り返り、2つ目の永世称号には「対局に臨むうえでは意識はしていなかったが、永世称号を得られたことにうれしく思っています」と話した。

 渡辺九段は7番勝負を振り返って「途中までは内容的にはまずまず戦えていたと思うが、4局目、5局目と全然いいところがない将棋になってしまったのは残念」と話した。

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